去年初体験を幸福のウチに済ませ、その記憶がいつまでも色褪せない地、ビーナスライン。
そんな地に私の祖父が愛した別荘があるという、まさに行く理由としてはこれ以上無い状況が出来上がったのです。

そう、今年の目的はこれ、蓼科で雲呼荘を探せ!

いや、雲呼荘はもうありません。
ナヌー。
と言うことで急遽目的変更。

蓼科で小津安二郎の記念館みたいなところを探せ!

なんでこんなに曖昧な目標かというと、グーグルで調べてみると確かに小津安二郎記念館で場所は出るんです。
と こ ろ が
グーグルマップで調べても、そんな名前のところはないと突っぱねられる!
三重かなんかの「小津安二郎青春館」ってところに飛ばされる!
じゃあ住所を打ち込めば…と住所を打ち込んでも、違う建物に飛ばされる!

記念館のHPに書いてある住所を打ち込んでるのに!


で、しょうがなくてグーグルマップをドンドン拡大していくと…
ありました、「無藝荘」。
そうそう、これよこれ。これに行きたいのよ。



で、やたら前置きだけが長くなっていますが要するにこの無藝荘に行くことになりました。

いつもの面子がそろいました。
詳しい紹介はのちのち。


記念館こと無藝荘に向けてさっそく出発。中央道の相模湖インターからひたすら西へ行くだけです。

諏訪南で降ります。早くもお腹が空いてきました、まずは目的地に着いてから。


ハイ、まずメンバーの一人目、お馴染み(最近はその能力を著しく低下させてる)雨の神様ことたつろーさん。
私もネクサスという文明の利器を持っていますが、より高度なマシーンことナビゲーションシステム、通称マリコを持っているたつろーさんに先頭を行って貰います。


迷いました。
たつろーさんはマリコの言いなりなので、マリコの言う通りに来ましたが全然違う場所でした。
まぁここまでは大体の場所で来たので、ここから正確な場所をマリコに教え込めばいいのです。
「じゃあ〜の〜辺りを拡大して『無藝荘』を直接探して下さい」
って言ってるのに、無藝荘のHPを見て住所や「小津安二郎記念館」で探そうとするたつろーさん。
「それでは出ないんです。昨日さんざんやりました」と言ってるのに、なおもそれで探そうとする。
「だーかーらー!それだと出ないから、そのiPadとやらで直接「無藝荘」を探すしかないんですってば!さっきから言ってるでしょ!」
などと、本来自分の目的地なのにそれを棚に上げてたつろーさんを責めるもんま氏!
最年長に対しての敬意の欠片もないのか俺は!


とか言ってるウチにさっさと目的地を入力(結局ナビには情報が無く、グーグルマップで出てきた辺りを適当に指定)、再出発。
ニホンカモシカが飛び出して来るというハプニングを経て、急に

あ、あった!

と言うわけで到着。ここが無藝荘です。


この、野田さんという方の別荘が雲呼荘で、祖父はそちらによく行っていたそうです(うちの母や伯父さんたちも)。


メインのいまでは小津さんの映画が流されていて、ここを訪れた観光客の人達が座って見ていました。
ここまで来たんだから、他のことすれば良いのに…。



二人目のメンバー、BBさんです。
BBさんはマリコに騙され右往左往してるたつろーさんを罵倒する私をフォローする立場、つまりビーナスライニストとしてきてくれました。
要はツッコミです。
そしてこちらがお風呂になります。




こちらが祖父が載ってる『蓼科日記』。
矢印の辺りに祖父と伯父さんが写っています。
目的達成!



さあ、お腹が空いたし、ご飯だ!

もんまさんのマリオジャンプが出たので、いよいよビーナスラインを存分に楽しみましょう。


今回で、BBさんが3回目、私が2回目、そしてたつろーさんが初めて、と言うことでたつろーさんにこの素晴らしさを存分に味わってもらいましょう。


どこへ行っても素晴らしい景色ばかり!
たつろーさんのカメラ魂にも大着火!Flame on!


↑後ろで謎の行動をとっているBBさんともんまさん、こんな写真を撮っていました(「トケコム」)。


この日は富士山まで見えました。
なんというラッキー!



ビーナスラインに入ってしまうと、なかなか食べ物のお店を探すのも難しくなり、結局ここ霧ヶ峰にて食堂を利用することに。
私は天ぷらそば。いまならエビの天ぷら2本が、3本に増量中!

もちろん食後のソフトクリーム部も忘れず、いざ美ヶ原へ。

素晴らしい天気と、夏の空。
たつろーさんがずっと写真を撮りまくりです。

この日は風が強く、私などは若干寒いと言い出すくらい。

でもやっぱりここは(・∀・)イイ!



そしてあとは帰路につくだけ。
この日、下界は猛烈な暑さだったようで、ビーナスラインを降りた辺りですでにウンザリする暑さだったのが、関越で埼玉に着いたくらいからノーウインド。
若干の涼しさを運ぶ風すらない!
ビーナスラインを思い出しながらも厚木まで行き、博多天ぷらのなぐやに行きました。

そして食事終了を持ってここで解散!
たつろーさんからは「最高だった!」とのお言葉をいただき、「これは年行事にするべき!」とまで。
人が増えれば目的や目的地も増えるし、なによりいつ行っても素晴らしいのがビーナスライン、毎年行きたいです!

皆さん、お疲れ様でした!

ほとんど同じコースだったけど、厚木に行った分若干延びたかな?
そしてこの日は、前々日までの雨予報が嘘のように晴天続き。
まさに神様どうしたの?状態でした。
ずっとこれでいてくれて良いのよ!

(※今回も一部の写真をたつろーさんから借りました

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